彼女志願!

一瞬目線をチュニックに落とした瞬間


「可愛いですよ、先生」


穂積さんがさらりと言って、部屋へと入っていく。



可愛いって……!


きゃーっ!!!!



頭に雷が落ちたみたいに衝撃を受けつつ、慌てて彼のあとを追いかけた。







「穂積さん、なに飲まれますか?」

「コーヒーを」

「はいっ、すぐに淹れます!」



というわけで。


穂積さんをリビングに案内した後は、キッチンでアキからハワイのお土産にもらった「ハワイコナエクストラファンシー」を淹れる。



もったいなくて飲めずにとっておいたんだけど、穂積さんに飲んでもらえてよかった。



お客様用のカップにコーヒーをそそぎ、リビングのクッションの上に座った穂積さんの前のローテーブルに置く。



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