彼女志願!
「何か凛先生に失礼なことを言ったりはしませんでしたか?」
そういえば彼氏がいるのかとか、聞かれたっけ。
「いえ……酔っぱらってたみたいですし、気にしてないです」
そう口にした瞬間
穂積さんはカップをテーブルの上に置き、私の肩をつかみ、引き寄せた。
「ひゃっ……!!!」
突然のことに驚いて変な声が出た。
「穂積さん????」
「――少しずつ、あなたにわからせる必要があります」
穂積さんは私を腕の中に閉じこめて、低い声でささやく。
「わからせるって……な……なにをですか……?」
っていうか、穂積さんのスイッチがわからない。
急にこんなことされたら、ドキドキしすぎて心臓が壊れてしまいそう……。