アタシの人生に華が咲く



『あー……私店あるし、ムリかな』



『夜は7時で終わりだろう。それから集まるだろうから余裕じゃん』



 この男、私が嫌がっているのをわかってて、からかっているようだ。



『もうメンバー入ってっからよろしくー』と横になったままの私の頬をペチペチと軽く叩いて家を出ていってしまった。



勝手というのか、強引というのか……その夜は、身体が悪化したように感じるのだった。





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