あぶない お姫様
昼休みも終わり 午後の授業もあの連中がいなかったので すごく静かだった

「じゃ..また来週ね!」

「じゃあね..バイバイ!」

あたし達はお互い手を振って別れた

明日は土曜日...買い物でも行くか!

そう思いながら 1人歩いていた


「あっれぇ...華ちゃんじゃん!」


振り向くと


そこには 頬に湿布を貼った 金髪とオレンジ.メッシュの奴らがいた

あたしはまた向きなおして 歩き出した


「おいおい!待ってってば!」


オレンジ頭があたしの腕を掴んだ


「あたしに 何か用?」


思いっきり睨んで言ってやった

「ねぇ ちょっと 俺たちに付きあってよ!」

「お・断・り・し・ま・す!」

「ん...じゃ 強制連行いたしますか!」

オレンジ頭はあたしの腕を掴んだまま歩き出した

そしてあたしの後ろからはメッシュと金髪男がついて来る

その場所に着いた先は


あたしが住んでいるマンション... 何で?


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