ホストーカー 【完】
「ちょっと、これっ、どういう事なのよ!」
元々感情をあまり出さない私だが、今回ばかりは違う。
私今物凄く怒ってますから!
「えっと話と長くなるけど…」
「簡潔に!」
「この家が今日から美麗ちゃんと俺の愛の巣です!」
それは、簡潔すぎてかなり大きなダメージを私に与えた。
「絶対嫌よっ!何が悲しくてアンタみたいな変態とっ!」
「うっ、だって美麗ちゃんが良いって言ったんだもん。」
男の癖に、ホストの癖に何泣きそうになってるんだ。
それに、私
「そんな事言う筈無いじゃない!」
あ・り・え・な・い!