ホストーカー 【完】



「ご……め…ん…なさ…」


麗羅の腕の中で、眠りに付いてしまった。



「美麗ちゃんは、本当にどうしようもない子だね。」


麗羅は、腕ね中で眠る彼女の頬を伝う雫を舌先で掬いとった。



「…あま。」



麗羅は彼女を愛しそうに見つめた。


それでも彼女は眠り続けた。



 
< 98 / 221 >

この作品をシェア

pagetop