竜王様のお気に入り
薄暗かった室内はキサラギに板の窓を開けてもらった事で、明るさを取り戻した。
時間の感覚が“何となく朝”とか“たぶん夜”のように曖昧な天界とは違い、人間界での今は15時13分であった。
丁度いいお茶の時間である。
ゆっくりとした動作で、キサラギはもてなしの準備に取りかかる。
この部屋には似合わない豪奢な二人は、一目で長年使われていたであろうと分かるダイニングテーブルについた。
一通り部屋の中を見渡して、ヤヨイは湯を沸かしているキサラギに声をかけた。
「ここが今のキサラギの家なの?
私が居たころに住んでいた家はどうしたの?
場所も西の村ではないみたいだけど」
時間の感覚が“何となく朝”とか“たぶん夜”のように曖昧な天界とは違い、人間界での今は15時13分であった。
丁度いいお茶の時間である。
ゆっくりとした動作で、キサラギはもてなしの準備に取りかかる。
この部屋には似合わない豪奢な二人は、一目で長年使われていたであろうと分かるダイニングテーブルについた。
一通り部屋の中を見渡して、ヤヨイは湯を沸かしているキサラギに声をかけた。
「ここが今のキサラギの家なの?
私が居たころに住んでいた家はどうしたの?
場所も西の村ではないみたいだけど」