竜王様のお気に入り
一歩足を踏み入れると、そこはとてつもなく広い部屋になっていた。


ひたすらに真っ直ぐ歩いた先が階段になっていて、そこを上ると玉座と思われる、立派な椅子が置かれてある。


その階段の前までを、ずらっと花道を作るように、数え切れない位の人達が囲んでいた。


その中をハクリュウは、躊躇うことなく、スタスタと歩いて行く。


『着いて参れって・・・。』


ヤヨイは戸惑いながらも、ハクリュウの後を追うしかなかった。


置いて行かれても、正直困るのだ。

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