ランデヴー
陽介の腕枕に頭を預けて未だ熱の冷めない体に腕を回し、激しい情事の余韻に浸る。
「どうしたの? 今日……」
恥ずかしさに目を伏せて聞くと、陽介が私の方に体を向けてゆっくりと頬に手を伸ばした。
そのままくすぐる様になぞると自分の方に向かせ、じっとその目で見つめる。
陽介の優しい顔……私を慈しむように見つめる瞳。
さっきまでの激しい行為をしていた陽介とは別人のようで、不意に胸がキュン、と音を立てた気がした。
「ごめんな」
そう言って、顔を近づけてくる。
私は静かに瞳を閉じた。
陽介は私の唇に何度か角度を変えながらキスをすると、溜息を吐くようにして離れた。
「何て言うか……。ここ最近、ゆかりから目が離せなくて……思いが募ったのかな」
「え?」
言っている意味が良くわからず、その表情から真意を汲もうと目を凝らす。