ランデヴー





「有り難う、助かった」


力仕事を一手に引き受けてくれた倉橋君にお礼を言うと、少し照れたように「いいえ」と小さく肩をすくめた。



恐らく今まで毎日がモテ期だったであろう人間にしては、倉橋君はその辺すれてないというか、純粋な所がある。


そういう所も、私から見ると好感が持てた。



外見は整っていてクールなイメージだけど、話すと中身はちゃんと人間味に溢れていて、ある意味ギャップを感じさせる不思議な人。


私にとって倉橋君は、そういう存在だった。
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