王子様は囚われ王女に恋をする
トーマスは苛立っていた。
出発の準備をしていたところ、見張りの兵士が一人いなくなったという報告が入ったからだ。
「カイルの仕業か」
一人つぶやくと、トーマスは城の塔へ向かった。
カイルがそこに現れることは分かっていた、
「今度こそとどめをさしてやろう、アリシアの目の前でな」
トーマスは不敵な笑みを浮かべた。
出発の準備をしていたところ、見張りの兵士が一人いなくなったという報告が入ったからだ。
「カイルの仕業か」
一人つぶやくと、トーマスは城の塔へ向かった。
カイルがそこに現れることは分かっていた、
「今度こそとどめをさしてやろう、アリシアの目の前でな」
トーマスは不敵な笑みを浮かべた。