Jelly Beans
「へいき、あん、、だからあぁぁん。」


モ-リの動きに身体をゆだねながら、


深いところで彼を感じていく


ざわざわと込み上げてくる痺れがあたしを包んで


「あ、、モ-リあたし変、、、んあっあっいやぁぁん。」


何かに飲み込まれるような感覚が突き抜けた。


放り出されそうな感覚が怖くて


モ-リの背中ギュッと掴んだ


「いちご、一緒に、、」


身体の中で大きく脈打つのと同時に


息を上げたモ-リが上から重なって二人の心臓の音が和音を刻み始める。



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