愛しき・愛しき人[誤字修正]
「和哉…その辺でいいだろう…」

私を抱きした手をゆっくりと緩める。

声の主は社長である和哉のお父さん。


「おやじ…いつからいたんだよ。今いいとこだったのに…」

「あほ。とりあえず、今は就業時間だ。そういうことは時間外にやれ

 って言うのはまあ…建前だ。

 はじめまして。加奈さん…」


『社長…はじめまして、私一条加奈と申します。
 その…和哉さんと・・・』

「つきあっていて、結婚する予定なんでしょ。
 私たちは大賛成だよ。あなたはのことは仕事上よく知っています。
 仕事のできる人間で、真面目な方だ。

 逆に…和哉なんぞでいいんですか?あなたならもっと良い人がいるでしょ。こんな小僧で本当にいいんですか?」


『そんな…私はずっと和哉さんと仕事を一緒にしてきて、尊敬もしてますし、それに…和哉さんしか私にはいませんから・・・』

私は頬を赤らめながら社長に告げた・・
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