ランデヴー II
「倉橋君ともね? 今は結構落ち着いて電話できたりするんだけど、最初は本当に緊張しちゃって」
その時のことを思い出したのか、紗英ちゃんはクスクスと楽しそうに肩を揺らす。
「でも、ゆかりちゃんのこと思い浮かべながら話してみたんだ。いつもこんな感じで話してるなぁとか、ゆかりちゃんだったらこう言うかな、とか。そしたらだんだん上手に話せるようになったの!」
本当に楽しそうに……話を続ける。
「初めて会った時から一目惚れだったんだ。その時は連絡先とか聞けなかったんだけど……後で思い切って、会社のメール送ってみたの。そしたら色々相談に乗ってくれて……それで私すっごく嬉しくなっちゃって。思い切って携帯の番号聞いてみたら、なんと教えてくれたんだよ! これって脈ありってことだと思わない?」
聞いてもないことを、ベラベラと話し続ける。
「ゆかりちゃんともこんなに仲良くなれたし、倉橋君に出会っていいことばっかりなんだぁ」
ニッコリと微笑みかけられると胸がもやもやと苦しくなり、私は曖昧に笑うことしかできなかった。
もはや、彼女の話に付き合うことも苦痛だ。
「それでね……やっぱり見てるだけとか話せるだけとか、それだけじゃ最近物足りなくて……。今度休日に会いたいなって思ってるんだけど……どうやって誘ったらいいかな?」
そう顔を覗き込まれ、ドキッとする。
私に……何が言えるだろう。
その時のことを思い出したのか、紗英ちゃんはクスクスと楽しそうに肩を揺らす。
「でも、ゆかりちゃんのこと思い浮かべながら話してみたんだ。いつもこんな感じで話してるなぁとか、ゆかりちゃんだったらこう言うかな、とか。そしたらだんだん上手に話せるようになったの!」
本当に楽しそうに……話を続ける。
「初めて会った時から一目惚れだったんだ。その時は連絡先とか聞けなかったんだけど……後で思い切って、会社のメール送ってみたの。そしたら色々相談に乗ってくれて……それで私すっごく嬉しくなっちゃって。思い切って携帯の番号聞いてみたら、なんと教えてくれたんだよ! これって脈ありってことだと思わない?」
聞いてもないことを、ベラベラと話し続ける。
「ゆかりちゃんともこんなに仲良くなれたし、倉橋君に出会っていいことばっかりなんだぁ」
ニッコリと微笑みかけられると胸がもやもやと苦しくなり、私は曖昧に笑うことしかできなかった。
もはや、彼女の話に付き合うことも苦痛だ。
「それでね……やっぱり見てるだけとか話せるだけとか、それだけじゃ最近物足りなくて……。今度休日に会いたいなって思ってるんだけど……どうやって誘ったらいいかな?」
そう顔を覗き込まれ、ドキッとする。
私に……何が言えるだろう。