ランデヴー II
「賢治は今月の棚卸し、前乗りするの?」
何となく、思いついた話題を振ってみる。
私は今回の棚卸しには、行かなくていいと言われている。
榊原さんと大地さんが行くことになっているからだ。
そう言えば前回は紗英ちゃんと一緒に行ったなぁ……と、半年前をふと思い出した。
「ん? いや、今回は当日行こうと思ってる。仕事もあるしなぁ」
「そっか、忙しいね」
「んー……」
そんな風にぼんやりな返事をしながらデザートに手を着ける賢治を目の前にすると、何だか寂しい気持ちになってくる。
今日はこんな感じで、会話がいまいち盛り上がらない。
結局胸に抱いた決意を切り出すタイミングも、計りかねたままだ。
「ねぇ、本当に大丈夫? 元気ないように見えるよ?」
私はそんな調子の賢治に、結局今日3度目の質問をしてしまう。
だってせっかく私の誕生日を祝ってくれているはずなのに、そんな態度をとられると気になって仕方がない。
何となく、思いついた話題を振ってみる。
私は今回の棚卸しには、行かなくていいと言われている。
榊原さんと大地さんが行くことになっているからだ。
そう言えば前回は紗英ちゃんと一緒に行ったなぁ……と、半年前をふと思い出した。
「ん? いや、今回は当日行こうと思ってる。仕事もあるしなぁ」
「そっか、忙しいね」
「んー……」
そんな風にぼんやりな返事をしながらデザートに手を着ける賢治を目の前にすると、何だか寂しい気持ちになってくる。
今日はこんな感じで、会話がいまいち盛り上がらない。
結局胸に抱いた決意を切り出すタイミングも、計りかねたままだ。
「ねぇ、本当に大丈夫? 元気ないように見えるよ?」
私はそんな調子の賢治に、結局今日3度目の質問をしてしまう。
だってせっかく私の誕生日を祝ってくれているはずなのに、そんな態度をとられると気になって仕方がない。