ランデヴー II
私はふらりと体を起こして部屋に戻ると、携帯を手にした。
そして、無我夢中で画面をタップする。
相手が出るまでの間、私は声を上げて泣いていた。
子供が駄々をこねるように、顔を歪めてだらしなく。
『もしも……、え、ゆかり? 泣いてるの?』
少しだけ懐かしく、そしていつもの変わらない彼女の声が、私を安心させる。
と同時に気持ちが高ぶり声も詰まってしまい、上手く話せなくなってしまった。
「さわっ……佐和子……、どうしよう……」
『ゆかり? どうしたの? 大丈夫?』
「わ、私……っ、好きなの……。倉橋君のことが、好きなのっ」
こんなに朝っぱらから鳴らす電話にちゃんと出てくれたことが、そして私を心配してくれることが有り難くて、更に心が乱される。
ただひたすらに涙が止まらない私は、しばらく電話口で泣き続けていた……。
そして、無我夢中で画面をタップする。
相手が出るまでの間、私は声を上げて泣いていた。
子供が駄々をこねるように、顔を歪めてだらしなく。
『もしも……、え、ゆかり? 泣いてるの?』
少しだけ懐かしく、そしていつもの変わらない彼女の声が、私を安心させる。
と同時に気持ちが高ぶり声も詰まってしまい、上手く話せなくなってしまった。
「さわっ……佐和子……、どうしよう……」
『ゆかり? どうしたの? 大丈夫?』
「わ、私……っ、好きなの……。倉橋君のことが、好きなのっ」
こんなに朝っぱらから鳴らす電話にちゃんと出てくれたことが、そして私を心配してくれることが有り難くて、更に心が乱される。
ただひたすらに涙が止まらない私は、しばらく電話口で泣き続けていた……。