ランデヴー II
倉橋君は私に、「可哀相だからって、流されちゃ駄目」だと言った。


でもそうではない。


違うのだということを、伝えたい。


好きだからキスしたんだということを、わかって欲しい。



これから先、倉橋君が傷付いたり悲しみに打ちひしがれることがあれば、私が傍にいたい。


そして、私の傍にもいて欲しい。



この時の私の心は、そんな強い気持ちで溢れ返っていた。
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