ランデヴー II
「ごめんね、すぐ終わらせるから。時間、大丈夫?」
「はい、俺は構いません」
私はその言葉に軽く頷くと、システムを起動して書類の作成に取りかかった。
その間倉橋君は、すぐ隣の大地さんの席に座って椅子をぐるぐると回している。
何だかこうして2人並んで座っていると、以前隣に座って仕事をしていた頃のことを嫌でも思い出してしまう。
1日中こうして一緒にいたんだなぁと思うと、急に懐かしい気持ちが込み上げた。
「懐かしいですね」
少しの感慨深さを感じていた私の横で、不意にそう呟く倉橋君の声が聞こえた。
どうやら過去を振り返っていたのは私だけではなかったらしく、彼も同じ気持ちでいることがじんわりと嬉しくなる。
「そうだね」
クスッと笑うと、倉橋君も小さく笑った。
シーンとした空気の中に私がマウスをカチカチとクリックする音だけが聞こえ、手を動かしながらも何だか心はふわふわと落ち着かない。
すぐ隣に倉橋君がいると思うと、どうしようもなく心が波打つのだ。
ざわざわと、言葉にはできない気持ちがさざ波のように寄せては返した。
「はい、俺は構いません」
私はその言葉に軽く頷くと、システムを起動して書類の作成に取りかかった。
その間倉橋君は、すぐ隣の大地さんの席に座って椅子をぐるぐると回している。
何だかこうして2人並んで座っていると、以前隣に座って仕事をしていた頃のことを嫌でも思い出してしまう。
1日中こうして一緒にいたんだなぁと思うと、急に懐かしい気持ちが込み上げた。
「懐かしいですね」
少しの感慨深さを感じていた私の横で、不意にそう呟く倉橋君の声が聞こえた。
どうやら過去を振り返っていたのは私だけではなかったらしく、彼も同じ気持ちでいることがじんわりと嬉しくなる。
「そうだね」
クスッと笑うと、倉橋君も小さく笑った。
シーンとした空気の中に私がマウスをカチカチとクリックする音だけが聞こえ、手を動かしながらも何だか心はふわふわと落ち着かない。
すぐ隣に倉橋君がいると思うと、どうしようもなく心が波打つのだ。
ざわざわと、言葉にはできない気持ちがさざ波のように寄せては返した。