ランデヴー II
「すぐ傍にいるのに触れられなくて、もう好きだって伝える勇気もなくて。ただただ後輩として過ごす毎日を思い返して、後悔しかありませんでした。そうこうしてるうちに、坂下さんには守山さんという人が現れていた。俺は……俺……」
そう言って辛そうに顔を歪める倉橋君の姿に、私はギュッと胸が押し潰されそうだった。
彼をそんな気持ちにさせたのは、私だ。
好きだって、素直に伝えることができなかったから。
もっと早くそう言えていたら……見栄も外聞も気にせずに、気持ちを伝えられていたら……。
そう考え、ふと気付く。
あの時、私は決心していた。
彼に気持ちを伝えようと。
でも、できなかった。
そう、直前で思い留まったのだ。
それは一体何故だったのか。
その理由を思い出したからだ。
そう言って辛そうに顔を歪める倉橋君の姿に、私はギュッと胸が押し潰されそうだった。
彼をそんな気持ちにさせたのは、私だ。
好きだって、素直に伝えることができなかったから。
もっと早くそう言えていたら……見栄も外聞も気にせずに、気持ちを伝えられていたら……。
そう考え、ふと気付く。
あの時、私は決心していた。
彼に気持ちを伝えようと。
でも、できなかった。
そう、直前で思い留まったのだ。
それは一体何故だったのか。
その理由を思い出したからだ。