ハーレム ブラッド2
数時間前



優衣が幸大のマンションへの道を歩いていた。



「桂木優衣だな?」

優衣の周りをパーカーのフードを被った人々が囲んだ。


「な、何ですか!?」


バチィッ!

優衣の首にスタンガンが当てられた。






同時刻

マンション、幸大の部屋

「ん?

優衣からのメールだ。」

幸大が言う。


「私にも。」

姫野が言う。

「私にも来たよ?」

クーニャに続き沙羅、マリア、咲子、アゲハ、朱鳥、華乃にもメールが来た。


「『お前らの仲間は預かった。

この女の命が惜しければ港の6番倉庫まで来い。』


写真が添付されてるな。」

幸大が写真を見るとそこには気絶した優衣の姿。


「…。

行くんでしょ?」

姫野が言う。


「ひっさびさのバトルかにゃ?」

クーニャが言う。

「朱鳥さん、アゲハさん、華乃さん。


あなた方は危険ですからここで待っていてください。」


咲子が言う。


「は?

何言ってるのよ。

私たちも行くわよ。」

朱鳥が言う。


「先生が狙われたなら我々も加勢せねばな。」

華乃が言う。


「何かあったら幸大様が守ってくれますわよね?」

アゲハが言う。

「き、危険ですよ〜!」

沙羅が言う。


「そうだぞ。

吸血鬼でもなくて戦闘能力も低いんだから大人しくしてろよ。」

マリアが言う。
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