ハーレム ブラッド2
幸大の家



「ふぅ…

雨に濡れて帰ってきて皆でお風呂に入ったなんて懐かしいわね。」

風呂上がりの姫野が言う。

「とは言え…人数は3倍ですが。」

咲子が言う。

「だから、こうやって沙羅ちゃんの所のお風呂も使って半数ずつに分けないと入れないよね〜。」


クーニャが言う。

「しかし…始めて来た男性の家でお風呂まで借りることになるとは…

言葉だけならば違う意味を想像してしまうな。」

華乃が言う。

「あんたもそう言う発言をするのね…」

姫野が言う。

「私は幸大様のバスタイムを数度、撮影したことがあるわ…

もちろん…モザイクを掛けないと公表できない写真だけど…」

アゲハが言う。

「な!?

ストーカーは犯罪だよぉ!?」

クーニャが言う。

「幸大様は許してくれるって言ってくださったわ。」

アゲハが言う。

「ちなみに…その写真、売却するならば、いくらくらいだろうか?」

華乃が真面目な顔で言う。


「幸大君〜あがったよ〜。」

クーニャが言う。

「そうか…ぶっ!?」

幸大が振り返ると同時に吹き出しながら顔を背けた。

「な…何で…タオルを巻いてんだよ…

服は?」

幸大が言う。
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