哀のウタ
はっ…突っ込んでしまった。。。

「くくっ…」

ちょっ…私、笑われてない?!

「な、なに!?」

「いやぁ…相変わらずおもしれーと思って。ははっ」

めちゃくちゃ満面の笑みなんですけど。

「大丈夫。俺んちみんな自由だし」

いや、鵺吠さん、そういう問題なんですか

「え…」

「あっはは」

「なに?」

突然笑われたらびびるしっ!

「大丈夫だって。なんなら今から俺んち来るか?」

ふぇ?今から…

「うんっ!」

そりゃぁ、行きますとも!

鵺吠のお母さん、面白くて結構好きだし♪


「ただいま」「お邪魔しまーす」

玄関を開けると鵺吠の匂いに混ざって
木のいい香りがする。

「あら~!あゆちゃん♪久しぶりじゃない」

パタパタと駆けてきたお母さん、満面の笑みだよw

「お久しぶりで…」

「母さん、これ」

いらっ。
今、私が挨拶しようとしたでしょーっ!

「あら?何かしら」

「買ってきた」

ん~そうそう、買ってき…
ってえぇ!?
普通に言ったよw

お母さん、びっくりしちゃうんじゃ…

「あらぁ♪かわいいじゃない♪」

え…。
いや、普通驚くから。





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