吐息が愛を教えてくれました
「千早、ずっと一緒にいるから、それに、お嫁さんになるから、私をこれからも愛してね、私だけを」
鼻をぐすぐすと言わせながら、呟いた私に、千早は大きく頷いた。
けれど、すぐに真面目な顔を見せる。
「なあ、愛の告白に酔うのはいいけど、そろそろ場所を変えないか?結構この姿勢はつらいもんがあるぞ」
「あ、ああ、ごめん。そうだね、テーブルに乗るなんてお行儀悪いし、ごめん」
二人でテーブルの上に乗って抱き合うなんてやっぱり無理な体勢で、そろそろ体の色々なところが痛くなってきた。
お互いに甘い言葉を交わして、涙を流していても、それでも腰も痛いし背中も強張る。
そんな現実を感じて、二人して顔を見合わせて笑った。