それでも…信じてる

止まらない。
怒りと悲しみが溢れる。

「友貴も友貴だよ。
私がいるのに。愛してなかったんだ。私は離れてても友貴だけを愛してたよ!!」

「ごめん」

何度も謝る友貴。

「…もういい。別れよ?
こんなこと知って、友貴を信じるなんて無理だよ」

友貴は無言。

「何も言わないんだ。じゃあ決まりだね。…もういいよ。2人とも帰って。
帰れ!!!」

友貴と安結は最後に頭を下げて謝ってから帰った。


2人が帰ってから何度も泣いた。

怒りと悲しみがこみあげるとともに、悔しさも溢れる。
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