夢中度100%の恋心(短)



「……爽太」



「あ。おはよ」



ドギマギしつつ、平然を装い返事を返す。




(……バレた?)



トモの表情を見つめると、怒ってはいなそう。



「私、寝てた……?」



「う、うん。気持ち良さそうに寝てた」



「そっか」



俺のキスした方と反対側の頬には、赤い後が付いている。



どうやら、バレてはないみたい。



「トモ。後付いてる。頬っぺた」



トモの左頬を撫でると。




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