真夏の雪
女「あ…っ。み、水ありませんっ。




男「美味い…


パンがこんなに美味いと思った事は無かった。


なんせ3日ぶりに口に物をいれたからなぁ…



男「お前名前は?

鈴「鈴。神崎鈴。(かんざきすず)



男「サンキュー鈴。助かった。

一瞬ビクッとして…頭をコクっと一回下げた。
名前でよびなれてないんだろうなぁ…

見るからに真面目そうな感じだしな。


よし、緊張をほぐしやすくするために明るく行くか!



雪斗「俺、雪斗(ゆきと)みんなからはユキって呼ばれてる。
パンのお礼に一曲歌ってやるぜ。

鈴「すみません;これから学校なので…


礼をして小走りで駆けて行く…





…ま…待ていっ!
待ってくれ!


いまからがスタートだろ!?


申し訳なさそうに鈴が去って行った…



雪斗「ばっ…バカなっ!?



ちなみに俺はギターで全国制覇するため地方を歩き回るギタリストだ!


でもくじけそうだぜ!


くそぅ…もっと売れてやる…。


…まあ売れないからこんな辺境の地に来て、昔のバンド仲間から金借りにきたんだけどよ…



…とは言え。



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