恋愛の条件
「契約書だが、秘密保持契約の方で少し変更点がある。今回は英語バージョンだけでいいから……」
(あれ?何かすごい普通なんだけど……?)
どんな顔で接したらいいのだろうと身構えていた奈央は拍子抜けした。
片桐は至って平静で、まるで昨日のことは何もなかったように話している。
「広瀬さん、聞いてる?」
「(はっ!)はい、ごめんなさい……」
「契約取れたからって安心してもらっては困る!これからが大事なんだからしっかりしろ!」
「は、はい……」
初めて叱られたときと変わらないこの怖さ。
でも今はこの変わらない怖さに少し安堵してしまう。
「この契約書の変更点を直し、原案を経営企画部に渡してきてくれ」
「はい、了解しました」
(いつもの片桐さんだわ。昨日のことってもしかして……夢? 冗談?)
「それと……」
「はい、他に何か?」
片桐の表情と声のトーンが急に優しくなり奈央に微笑みかけた。
その笑顔にトクンと胸が鳴る。
(あれ?何かすごい普通なんだけど……?)
どんな顔で接したらいいのだろうと身構えていた奈央は拍子抜けした。
片桐は至って平静で、まるで昨日のことは何もなかったように話している。
「広瀬さん、聞いてる?」
「(はっ!)はい、ごめんなさい……」
「契約取れたからって安心してもらっては困る!これからが大事なんだからしっかりしろ!」
「は、はい……」
初めて叱られたときと変わらないこの怖さ。
でも今はこの変わらない怖さに少し安堵してしまう。
「この契約書の変更点を直し、原案を経営企画部に渡してきてくれ」
「はい、了解しました」
(いつもの片桐さんだわ。昨日のことってもしかして……夢? 冗談?)
「それと……」
「はい、他に何か?」
片桐の表情と声のトーンが急に優しくなり奈央に微笑みかけた。
その笑顔にトクンと胸が鳴る。