天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
「他人の運命を占う占い師でも、己の運命は見通せないです…誰しも自分の未来は、自分では分からないものなのです」

尤もな事を告げる寧々に、面々は感心したように頷く。

「だが」

疾風が口を挟んだ。

「寧々にだって願望や希望はあるだろう?占ってみたいとは思わないか?」

「……願望なんてないです」

緩々と首を振る寧々。

「私はタロタロと平穏に学園生活を送れれば、それでいいです」

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