さらば、ヒャッハー


「んまっ、なに、人間!?え、えっ、河童ちゅわあんの口笛に釣られて、のづっち来たのに、なんでえぇっ」


おねえだった。


野太い声を無理して高くしているようでも、やはり野太いダミ声で、やけにくねくねさせて喋る、もうめっちゃおねえ。


「はっ、もしやあなたたちっ、のづっちの河童ちゅわあんに何かしたんじゃないんでしょうねえっ!もしも、あの、かんわあいいぃ河童ちゃんに何かあったなら――」


ぶふーと荒ぶる息を吐きながら。


「神に変わって、お仕置きよっ!」


もう、ここまで来ると、ツッコミ魂も萎えた。


いやいや、お前神様やないかーいっとか言いたくも、妖怪でもあり神様でもあるから、お仕置きするときは神様としてやっつけちゃうぞ的な――平凡な女子が魔法少女に変身しちゃうぞ、と同じなのかもしれない。


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