さらば、ヒャッハー


愚痴なのに自慢話に聞こえてしまうのはなぜだったか。


ともあれ、俺様系鬼を退治した秋月にのづっちは身をよじらせてお礼を言ってきた。


「まあ、あのたくましい腹筋は良かったんだけど……って、ダメよ、騙されちゃ!結婚するなら男は中身よ!見た目だけの奴なんて遊びで終わらせなきゃっ。

そんなあいつをやっつけてくれたみたいで、すっごく助かっちゃったわぁ。せっかく会えたんだし、なんかお礼しちゃうわよん」


うっふん、だなんて懐古気分になる桃色吐息を吐き出すのづっち。のづっちのお礼は体込みらしい。因みにこちらは体を張ろう。


「いや、その……」


「今ならのづっちの体ぷにぷに券あげちゃうけど、おこぼな子には刺激が強いかしらん?なら、神様の恩恵あげちゃうー。五年間、石でつまずいて転ぶことがなくなるわよん」


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