さらば、ヒャッハー
糸がついた人形を動かす芸を思い出した。
操者により好き勝手動かされる操り人形。踊らされ、時には捨てられと、自分の意思とは関係なしに舞台から飛び降りさせられるのはゾッとすることだ。
「そんな“呪縛”をあの人は作れます。作った上で使い、初めてそこで呪う。あの人が設けた呪縛(ルール)というのは、僕たちが生きている限り適用されます。
それが世界を構成する一つ、生命の定めだとか。“世界使いたる魔法使い”にして、呪法師となったあの人の口癖です。『ここで生きているなら、俺に逆らわない方が良いぜぇ』だそうで」
魔法使いの全体像が、溝出になったのは口癖が傲慢すぎたからか。