さらば、ヒャッハー
呪法師として、藤馬は呪いを確かに作った。
呪術というのは大まかに分けて二種類ある。
感染呪術と類感呪術。
感染呪術とは、接触の原理を用いた呪術であり、大雑把に説明するならば、一は全に繋がるというところか。
例えば、爪。
爪を切るのは誰しもあることだ。切った後の爪は捨てるなりするだろう。そうして、捨てた爪のその後など君は気にしないが、捨てた爪は切っても切り離せない一部として、君に何らかの影響を及ぼすものと考えよう。
極端に過ぎないが、切った残骸たる下弦の爪がどこぞで真っ二つに割れた場合、君に何かしらの出来事が起こる。
一は全に繋がるとは、君が全としての考え方だ。自身に接触していたものは、見えない縁(糸)と繋がれる。
呪いたい対象者の髪の毛なりを取り、呪いを始める話程度のこと。