さらば、ヒャッハー


離れたモノでも一部、“その者に変わりはない”とした呪術だ。


次に類感呪術だが、こちらは模倣の原理。大雑把な説明ならば、似た者同士はとことん似る。もしくはまったく似ていないモノが似ようとすることを指す。


どちらも相反しそうなことだが、具体例を上げれば、丑の刻参り。


対象者を藁人形に見立てて釘を打つ、もっとも日本に伝わる呪いだが、これは類感呪術体系に乗っ取ったもの。


対象者に見立てられた藁人形は、その対象者に似ようと模倣し、その者でいようする。この仕組みが成り立った時、もはや藁人形はその者自身と瓜二つを超えた一心同体とし、更にそれを確証付けるかのように、片方で起こったことを真似するないし、させるのだ。


釘を打つのはこのため。藁人形に打たれた釘は穿ちとして、対象者に類似する。


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