さらば、ヒャッハー


「祟ったのは野槌だ。妖怪化しても、ある地域じゃまだ祀られてんだろ。そこに住み着けば、まあ、ほどほどな神様程度の力があるんじゃね?

神様の名は伊達じゃないだろうし、こんな骨祟るのなんて簡単で。だが、信仰が薄いからこそ、妖怪の名をも語れる野槌の力も薄い。この骨はまだ死なないからな。

じわじわと苦しめんのもいいが、神様は短気でよう。怒ったならすぐに壊したいはずだ。それがこうも存命だなんて、下手しなけりゃあ、祟りで死ぬこともなかっただろうに」


手まりしゃれこうべを秋月にパスし、青汁が入ったペットボトルをラッパ飲み。無作法だと、渉が湯飲みを出す次第だが。


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