窓際のブラウニー



離婚したくないから、

うまいことを言っているだけなのかも知れない。




それでも良かった。



理由はどうであれ、私の心の中に新たな感情が生まれていた。




「ごめんね。私も諦めていた。毎日寂しくて、辛くて、孤独で・・・あなたにはもう愛されていないと思っていた。女として見ていないんだと思った。」




久しぶりに肩を抱かれた。







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