キミは僕。

「ごめん。でも買い物したかったから。」

「ああ。」


柚季の楽しそうな顔を見たら怒れなくなった。


「今度からは1言言ってって。」

「うん。」

「心配だから…。」

「ありがと。」


スーパーについたら柚季の知り合いにあった。

学校の同級生だとか。


「柚~。」

「何。」


あれ?柚季ってこんなキャラだったっけ?


「ねぇ彼氏?」

「違うけど。」


グサッ。

なんか刺さった。

こんなにストレートに言わなくたっていいのにな。


「てか話しかけてこないでよ。」

「いいでしょ。友達なんだし。」

「あんたと友達になったつもりはない。」

「えぇ~。」

「ほら行くよ。陸人。」


う゛…。

柚季の目線がなんか怖い。

それから柚季がちょっとトイレに行った。

その隙にさっきの子と話した。


柚季は一部の女子から嫌がらせをされてるとか。

相手にしてないとか。

愛嬌がなくて超クールだとか。


俺の知ってる柚季じゃない。


< 34 / 36 >

この作品をシェア

pagetop