《完》BLOODMOON~あやかしの花嫁~
当然と言われても、見た限りでは普通の部屋だし。
「操作すれば普通の番組もやってるぞ」
「観ないから付けないで…」
「たくっ…いつかは俺たちもヤるんだから…少しは学習しておけよ」
「学習って言われても…」
* * *
互いに別々に入浴。
私がバスルームから戻ると、知弥は対極刀の手入れをしていた。
知弥はこの部屋に入って、まだ、一度も私に触れていない。
いつもの冗談は飛び出すけど、煩悩を断つと言う言葉に偽りはない。
「どうした?」
「帝様の命は特別なんだね」
「ありがたいコトだ。失敗は一族の名を汚す。許されないコトだ」
「・・・」
「操作すれば普通の番組もやってるぞ」
「観ないから付けないで…」
「たくっ…いつかは俺たちもヤるんだから…少しは学習しておけよ」
「学習って言われても…」
* * *
互いに別々に入浴。
私がバスルームから戻ると、知弥は対極刀の手入れをしていた。
知弥はこの部屋に入って、まだ、一度も私に触れていない。
いつもの冗談は飛び出すけど、煩悩を断つと言う言葉に偽りはない。
「どうした?」
「帝様の命は特別なんだね」
「ありがたいコトだ。失敗は一族の名を汚す。許されないコトだ」
「・・・」