図書館LOVE☆






普通なら20分ほど歩けばつく
はずのあやめの家まで

ゆっくりと歩いていたら
40分もかかってしまった。

辺りは暗い。雲がかかって
月明かりも隠されている。

この暗さが余計に私の寂しさを
現しているようで辛かった。


やっとの思いで
あやめの家に到着。


「いらっしゃい!遅かったね…大丈夫だった?」


「あやめ…ありがとね」


あやめの家のなかは明るく
とても暖かかった。

この暖かさはいつもいつも
心地がよい。

涙線が緩み、顔を歪める私を見て
あやめがポンポンと
頭を撫でて



「夜ご飯、食べよっか?」




あー、なんていい友達を
持ったんだろう私は。

私は笑顔で頷き
その日一晩はあやめたにくさんの
元気を貰って、眠りについた。






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