蒼穹の誘惑

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シャワーから出てきたみずきはバスロープを羽織ったまま浅野の傍に座った。

「ごめんなさい。今日はどうかしてたわ」

「みずきさん、謝らないでください。後悔、してますか?」

先程までみずきの身体に溺れ、激しく貫いていた彼とはまるで別人のように項垂れる。

「ふふ。もう、浅野君にこんな激しい一面があったなんてびっくりしたわ」

みずきは浅野の問いには答えず、そっと彼の頬に手を伸ばす。

「若気の至り?」

「いえ、みずきさんを前にしたら理性がふっとんでしまいました。その後は無我夢中で……」

「かわいいのね」

みずきは浅野の頬に軽くキスをし、バスロープを脱ぐ。

そのまま下着も着けずにワンピースをゆっくり着る。

その一連の動作に見惚れていた浅野が、みずきがコートを手にしたとき、はっとしたように彼女の手を掴んだ。



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