蒼穹の誘惑
「子供っぽいことを」
「今あなたと話したくないわ」
「話す必要などないでしょう。車に乗ってください」
高宮は無理矢理みずきを車の中に押し込もうと背中に手を回す。
みずきはその手を振り払おうとするが、簡単に両手を押さえられる。
ローターリーに立っていたコンシェルジェが何事かと視線をこちらに向ければ、高宮は片手を上げてそれを遮る。
その時、コンシェルジェの背後に焦った様子の浅野の姿が見えた。シャツははだけたままでコートも何も持っていない。帰る様子ではなさそうだ。
高宮は、浅野がエントランスの方へ向かっているのを確認すると、急にみずきの腰を引き寄せた。
「離して……」
「少し黙ってください」
高宮は暴れるみずきの顎を掴み上に向けさせると、そのまま唇を塞いだ。
「今あなたと話したくないわ」
「話す必要などないでしょう。車に乗ってください」
高宮は無理矢理みずきを車の中に押し込もうと背中に手を回す。
みずきはその手を振り払おうとするが、簡単に両手を押さえられる。
ローターリーに立っていたコンシェルジェが何事かと視線をこちらに向ければ、高宮は片手を上げてそれを遮る。
その時、コンシェルジェの背後に焦った様子の浅野の姿が見えた。シャツははだけたままでコートも何も持っていない。帰る様子ではなさそうだ。
高宮は、浅野がエントランスの方へ向かっているのを確認すると、急にみずきの腰を引き寄せた。
「離して……」
「少し黙ってください」
高宮は暴れるみずきの顎を掴み上に向けさせると、そのまま唇を塞いだ。