蒼穹の誘惑
「ホント最低な男ね……心というものがあるの?」

震える声を必死に抑えるのが精いっぱいだ。

「あなたに言われたくありませんね。実際今まであなたも似てきたことをしてきた。 利益の為に、浅野に腰を振っていたのは誰です?」

カァっとなったみずきは平手を上げたが、逆に高宮に腕を掴まれた。

「三度目はご勘弁を。指輪をしているから結構痛いんですよ?」

高宮はみずきを見据えながら彼女の指を口元に引き寄せる。大きなブルーサファイアの指輪の周りを舌で絡め取るように撫ぞる。

「……っ……」

「どうしたんですか?これとおそろいのピアスがありありませんね?落としましたか?」

高宮はみずきの耳元をそっと撫ぜ、指から離した唇をピアスの穴に這わせる。

「ん……ゃ……」


(もしかして昨日-----?)


「気付かない程浅野とのセックスはよかったか?」

「やっ……ハァ……めてっ!」

抵抗しようとするみずきの腕を押さえ付け、高宮はシルクのシャツを一気に引き千切った。



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