蒼穹の誘惑
細かい商談は思いのほかスムーズに進み、コーヒーが運ばれる頃には和やかな空気が戻った。
「よかったわ!浅野社長、あなたとはこれからも長く付き合っていきたいわ」
そう言ってみずきは浅野にウィンクした。
「ホント、長谷川社長は不思議な人だ」
「もう商談は終わったんだからみずきでいいわよ?私も浅野君って呼んでいいかしら?肩っ苦しいの好きじゃないのよ」
「えっ……ハイ。みずき、さんには不思議な魅力がある」
「クス……どんな?」
「いや、その……なんだかみずきさんに見つめられるとその瞳に吸い込まれそうになる……」
(いやだ、この子ホンにかわいい……)
高宮にこの子の爪の垢を煎じて飲ませたい、と思ってしまう。
「よかったわ!浅野社長、あなたとはこれからも長く付き合っていきたいわ」
そう言ってみずきは浅野にウィンクした。
「ホント、長谷川社長は不思議な人だ」
「もう商談は終わったんだからみずきでいいわよ?私も浅野君って呼んでいいかしら?肩っ苦しいの好きじゃないのよ」
「えっ……ハイ。みずき、さんには不思議な魅力がある」
「クス……どんな?」
「いや、その……なんだかみずきさんに見つめられるとその瞳に吸い込まれそうになる……」
(いやだ、この子ホンにかわいい……)
高宮にこの子の爪の垢を煎じて飲ませたい、と思ってしまう。