【超短】甘いキスが上手な不良君【完】
「今の栗田さん、すげぇ可愛い……」

「えっ!? あ……!」

首に顔が近づいてきて、唇を押しつけられる。


チクッと少し、痛みがあった。


「これ、俺のしるしな?」

「中谷君……」

逃げなきゃ。

そう思ってるのに、体が動かない。


「今の栗田さん、すげぇエロい。このまま、奪っていーか?」

「あ、あの、中谷君! ま、待って……っ」

「待てねーよ。好きな女を目の前にいんのに、待つとか無理だっつーの」

中谷君はネクタイを外す。
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