年の差恋愛


そんな留湖ちゃんとの帰り道。


突然後ろから声をかけられた。


「あの!ずっと可愛いなって思ってて…良かったら俺と付き合ってくれませんか?!」


可愛い顔した男の子。


敬語だから…多分後輩かな?


「ほら、留湖ちゃん。」

「はぁ?あんたに決まってんでしょ?」

「え?留湖ちゃんでしょ?!」

「いやいや、あんた馬鹿でしょ」

「なっ…?!あたし馬鹿じゃないもん!!」

「あのっ!!!!」

「「?!?!?!」」

「すいません、なんか!出直します!じゃあ!」


走ってっちゃったけど…


「今のは陽菜が悪いね」

「ええっ?!留湖ちゃんだよ!!」

「はいはい、帰るよ~」

「むぅぅ~…」


毎日繰り広げられるあたしたちのバトル。


勝者はきっと…留湖ちゃん。




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