俺が唯一愛した女


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翌日



時刻は15時過ぎ
俺はある高校の正門の前に居た



『この高校だよな…』



俺が


わざわざ知らない
高校に来た理由は



上原って女の学生証を
渡しに来た訳であって



『……。』



下校する生徒達は
チラチラ俺を見ていて



半端なく視線を感じる



本当にここの高校であってんのか?



一向に出てくる気配のない上原に



俺は


学生証開け改めて
高校名を確認する



「ねぇ~ここで何してんの?」



上原?


俺に声をかけて来たのは
全く知らない3人組の女



『…知り合い待ってんだよ』



「そうなんだぁ~名前何て言うの?お兄さんそれまで私等の相手してよ~?」



誰だコイツ等


綺麗に盛られた金色の髪
スカートの長さは勿論膝上で



今にも下着が見えそうな位
ボタンを開けたカッターシャツ



派手な女…
そう思いつつ完全無視



そんな時、見覚えのある女が



正門に向かって1人で
歩いてくるのが見えた



「やばぁ~アンタ結構モテる方でしょ?…まじうち等のタイプだし遊ん…」



『…上原!』

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