シンデレラの王子は。

「あ、はい。」
はい。って言っちゃったよ!!
「今からデートかしら?」
「いえ、そういうんじゃ…」
「あら、違うの?じゃ、私はここで降りるから、さよなら。」
そういって、おばあちゃんはバスを降りていった。アタシ達は軽く会釈をしてその姿を見ていた。
てか、アタシと高橋くん、カップルに間違われた。
見えるのか?バスの窓ガラスに映った自分の姿を見てみる。
高橋くんは、バスケバカ(?)にしては背が高くない。といっても175㎝ぐらいはありそうだけど。
……アタシとは20㎝差ぐらいはありそう。アタシの身長バレちゃうな(笑)
髪はスポーツ選手にしては、長い方。耳までのびた髪。茶髪だし。いいのかよ。
でも、やっぱり腕は長くて、細いくせに筋肉はちゃんとついてて、筋が出てるの。
こんなちゃんと高橋くんのこと見たこと無かったし、さっきの勘違いおばあちゃんのせいで変に意識しちゃってる。
ばかばか!!あり得ないでしょ。
高橋くんは、友達で…
そう、友達。
「ったく、さっきのばぁちゃんはなんだったんだよ!!まぢで、なっ?」
「う、うん」
バスを降りて、ここからは歩きで片道5分程度。

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