いじわるな後輩くん×ツンデレな先輩

その時間は毎日きめられた学年が体育館の使用が認められている。

まぁ、3年生ともなると勝手に遊んでいる人もいるが…


「あ、花沢先輩‼」

「近藤ちゃんっ」

「こんで~す」

バスケットボールを肩脇に入れ近藤ちゃんが走ってこっちに来た。

「どうしたんですか~花沢先輩~」

「次体育だから」

「へぇ~」

といっている近藤ちゃんの顔は何だかニヤニヤしていた。

そういえば昨日叫んだりしたしなぁ…

恥ずかしい…


「あ、・・」

彩はぽつりとそうつぶやくなり

「後輩君じゃん」

と私を見ながら言ってきた。


彩に話したよねぇ…。

近藤ちゃんはそれでニヤニヤしていたのか…

まぁ知らないもんなぁ…
昨日の事…


< 105 / 187 >

この作品をシェア

pagetop