いじわるな後輩くん×ツンデレな先輩


スポーツメーカーの刺繍がしてある
男物のタオルだった。

ポンッとその上に手がのせられた。


「木内君…」

「さっきまで悲しそうな顔してたのに

 反応しちゃうんだね」

「…」

何も言い返せなくて黙り込む。

「格好良かったよ。さっきの花沢ッ」

「あ、ありがとう…」

「でも、…あんなことするなよ。


 花沢の事好きなやつまたでんじゃん」

フッと後ろみると木内君が手で口を覆いながら

視線をずらしている。

顔が真っ赤だ。


それを見ていたらいつもの木内君じゃないみたいで

フフッと笑ってしまった。


「そんな人いないよっ」

「バカっ…」

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