恋愛談義!
そしてはぁっとため息をつく彼は。
「なんでお前なんだろうなぁ……」
片方の手を私の頬に置き、琥珀色の瞳で私を見下ろした。
どうしてだろう。胸が躍る。
「女は星の数ほどいるのにさ。だけど悔しいことに、俺はまたちかこに恋をした。頭から雷落とされたみたいに、大人になったちかこを見て、同じ女の子に、二度めの恋に落ちた」
「――ろくでもない女に成長していた私に?」
「そう。計算高くて、嘘泣きする女になっていたちかこに」
彼はじっと熱っぽい目で私を見つめる。
「なぁ、覚えてるか?」