恋愛談義!
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そしていつものバー『Guido Fawkes』
カウンターの端に座る御堂は、店にいるとき同様、着物姿だった。
彼の手元にはいつものアードベッグのスーパーノヴァ。
Guido Fawkesの間接照明がグラスに反射して、とても美しい。
いや、グラスよりも美しいのは御堂の手だった。
大きくて、筋張っていて。すらりと指が長い。
爪はいつも清潔に整えられている。
美しいと言っても、それは女の手の美しさではなく、働く男の色気、というもの。
16歳の私は、祖父の家の古伊万里だとか、李朝の壺だとかを持つあの手に、いつも見惚れていた。
というか、あの手に欲情して、この男を初めての男にしようと思ったんだ。